妹の展覧会二日目 〜母と一緒に〜

イラストレーター篠原奈穂子の個展。

２日目の今日は、午後から母と一緒に行ってきました。

そもそも今回の個展の開催は、高齢の母に直接その場に連れて行ってあげたいという思いからでした。

母が若い頃は、妹のいる関西での個展には幾度となく足を運んでいたのですが、ここ20年ほどはその母の希望が叶うことはありませんでした。

今年２月、90歳を迎えるにあたって、何かお祝いをと考えたことの一つが、母に観てもらえる地元で個展を開催すること。

そう決めたのは、昨年の秋の終わり頃のことでした。

そしてこの度、移設して新しく生まれ変わったばかりの、東広島市立美術館のアートギャラリーにて開催が決まったのです。

見覚えのある絵や、これまで見たことのない抽象的な絵など、壁にかけられた大小さまざまな絵を見て、質問攻めの母でした。

そして、「猫のうぐちゃん」の絵の前では、猫好きのお友達と話が盛り上がりました。

作品の中には「うぐちゃん」以外にも、プライベートなものも展示されています。

私が気に入っているのは、妹が私の孫たちに渡してくれた「お年玉」の袋のコーナー。

その年の干支をモチーフに、ユニークで工夫された手描きの「ぽち袋」。

それらは、これまでもらった13年間のお年玉袋を、取り置いていた娘からの提案でした。

ぜひゆっくりご覧くださいね。

今日２日目も、たくさんの皆さまに足を運んでいただき、ありがとうございました。

残る４日間もどうぞよろしくお願いいたします。

妹と母。

３人で。

今日の日の記念に。